手巻きタバコの『やぶした』

今月は、今までにない新製品ラッシュでうれしい反面、試喫に忙しくフクザツな気分です。まあ、楽しんでやってますけどね。　さて、少し前、「アパッチ」が４種類発売されました。　「オリジナル」「ナチュラル」「シルバー」「メンソール」がそれ。オランダ製２５g入り５６０円ということです。

ちょっと前まで５０g入り、４０g入りってえのが普通だったけど近頃は２５g入りなんですねえ。　
　今回はこの「２５g」について考えてみたいと思います。
現在２５gシャグのラインナップは「チェ」「DJミックス」「ラスタ」「ブローアップ」「ゴールデン・バージニア」「アパッチ」「グロッギー」あたりです。２５g入りシャグの最大の売りは「手軽に試せる」ことな訳です。「試喫して買ったけど、だんだん最初の印象と違って来ちゃってさあ、もうダメ」なんて事になった時、残りが３０gもあった日にゃあ、たまらんですよ。ねえ。

　ところで、２５gのシャグで一体何本のタバコが巻けるのか？
よく言われるのが、１本あたり０．７g（８mmx１５mmのレギュラーサイズフィルターを使って７０mmのタバコに仕上げるとして）使うといいます。計算すると３５～３６本巻ける訳です。これなら、２～３日で完喫できてダメージも少なくて済みそう。２０g入りの「サーフサイド」、１１g入り「トップ」なんてえのはもっともっとダメージに強いことになる。でも逆にハマった場合は、すぐ無くなっちゃうんで、面倒。そこいくと２５g入りと５０g入りパウチがある「ゴールデン・バージニア」はエライ？かも・・・。

　ネガティブな話で終始してるけど、「アパッチ・ナチュラル」はこれといった特長はありません。その代わり、軽くて吸いやすいタバコです。つまり常喫向きってこと。「ナチュラルたばこ」は乾きにシビアなだけに早めに吸い切れる２５gは逆にアドバンテージになっちゃう訳ですよ。この２５gシャグは、決してブームとかじゃなくて、おいしいタバコに拘っちゃってる手巻きストの世界をチョットだけ拡げちゃったってこと・・・なんですかねえ。